洗面台が壊れたので DIY でオシャレな洗面台を作った
コロナの影響でステイホーム期間を過ごすうちに DIY の楽しさに惹き込まれ、大きい机やら趣味ラックやらをちょくちょく DIY で作ってきた。
そんな中、家にある洗面台の蛇口部分が根元からポッキリ折れてしまい買い替える予定があったのだが、どうせならオシャレなやつを作れないかと思い色々調べてみたら「DIY MAGAZINE」というメディアサイトに出会った。
今回は DIY MAGAZINE の洗面台 DIY 記事を大いに参考にして家の洗面台をリノベーションしてみた。
3DCAD を使って設計図を作る
自分が DIY で何かを作るときにはまず初めに 3DCAD を使って設計図を作っている。 3DCAD で設計を行うことで完成イメージを明確にできるうえ、どんなサイズ・種類の木材をどれくらい用意すればいいのかを把握しやすい。
使用している 3DCAD のソフトは Autodesk の Fusion360 で、個人利用であれば 1 年間無償で利用することができる。
3DCAD を使用して設計するときに気を付けるべきなのが、実際に市販されている木材のサイズを確認しないで適当に設計をしてしまうといざ買いに行くときに「あ、サイズがない!」ってなる(実際になった)。
なので、使用したい木材のサイズをホームセンターとかで確認してから設計をしよう。
一通りイメージが固まったら、それぞれ必要な木材の本数だったりを確認して調達する。
また、洗面台は台座になる木材のほかにも洗面ボウルだったり混合水栓レバー、S 字トラップだったりが必要になるのでこのタイミングで揃えておく。
今回購入したものはこちら↓
組み立て
木材が調達出来たら作成した設計図通りに組み上げていく。
ただ、今の段階では洗面ボウルなども組み上げちゃうといざ設置するって時に邪魔になったりするので、この段階では土台になる部分などに留めておく。
天板には排水口の部分と水栓レバーの配管が通る部分に穴をあけておく。 開ける穴のサイズは用意した洗面ボウル・水栓レバーによって違うので確認してから開けよう(今回使用した洗面ボウルだと排水口部分が 7cm 以上、水栓レバーの配管部分が 2.5cm 以上)。
既存の洗面台を撤去する
洗面台を撤去する前に止水栓をしっかりと閉めておく必要がある。 これを忘れるとあたり一面水浸しになるので気を付けよう。
洗面台を撤去する際に止水栓バルブを取り外さないといけないので、家全体に供給しているほうの止水栓を閉めておく(一軒家だと駐車スペースとかにあったりする)。
大体どこの家にもある洗面台は上下で分離していてネジで止まっているだけなのでサクッと外す。 外し方はググったらいくらでも出てくるので調べてみよう。
上段のキャビネット部分は軽いので一人でも移動できるが、下段の洗面ボウルがあるほうはマジで重いので 2 人以上で移動させた方がいい。 ほんとに腰やらかす可能性ある。
設置
既存の洗面台を撤去できたらいよいよ設置作業に入る。 設置をする際に壁から排水管、給湯・給水管までの距離を測ってあらかじめ洗面台の台座側に穴を開けておこう。
あとは洗面ボウルを乗せて配管回りを繋げたり、鏡を設置したりしていくだけ。 モーターレンチを使ってしっかりと配管を閉めておこう。
完成
これでオシャレな洗面台が完成した。 普通に安い洗面台を買って設置してもらっても最低 5 ~ 10 万円以上、高くて 20 万円~ほどかかったりするが、今回材料費諸々含めて 5 万円で作ることができた。
洗面台が作れたらもうなんでも作れる気がするので今後も DIY でなにか作っていければいいな。